カッコつけてみる

今日は、効果無効について、説明文っぽく書いてみます。
デュエル初心者の方が、デッキ構築の参考にでもしていただければと思います。
まぁ、そんなことは無いとは思いますが。

～効果無効について～

今回説明するものは、スキルドレインやエンジェルO7に代表される、「効果を無効化する」や「効果は発動できない」などの、フィールド全体に干渉してくる効果のことである。
D-HERO　Bloo-Dなどの、「相手フィールド上のモンスターの効果は無効化される」などの、相手フィールドのみに干渉するものに関する解説ではないのであしからず。

まず、効果を使うことができないということがどれほどなものかを説明する。
例えば、デッキ投入率が高い、Nグランモールやマシュマロンなどは低レベルモンスターと化してしまう。
クリッターやキラートマト等の、リクルートモンスター等の効果も無くなる。
ただ注意して欲しいのは、後に紹介する「効果を無効化する」と「効果は発動できない」の違いについてである。
これにより、効果を無効化できるモンスターと出来ないモンスターとでかなり変わってくる。

先に紹介した、スキルドレインやエンジェルO7を例にして説明する。
まず、「効果を無効化する」と「効果は発動できない」の違いについて。
まず、スキルドレインの正確な効果は
「１０００ライフポイントを払う。このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する効果モンスターは全て効果が無効化される。」
実は、フィールド上に存在しないモンスターの効果を無効化することはできない。
　例えば、ヴァンパイア・ロードやネフティスの鳳凰神等の「自己再生効果」は墓地で発動しており無効化されない。
　また、手札にまでは効果を及ぼせないため、手札から発動するクリボーや竜の騎士等の効果は有効。
　勿論、サイバー・ドラゴンや魔導ギガサイバー、ＴＨＥ トリッキー等の召喚ルール効果も無効にならない。
　ならず者傭兵部隊やネフティスの導き手に代表される「コストにより効果解決時にフィールドに存在しないモンスターの効果」も無効化されない。
　その他のフィールド上で発動する効果であっても、効果の発動にチェーンし、効果解決時にフィールド上に存在しない場合、または表側表示で存在しない場合は無効化されない。
　（例えば、スキルドレイン発動中に氷帝メビウスの効果発動にチェーンして激流葬や月の書を発動すれば、スキルドレインを破壊できる）
　通常モンスター扱いのトークンの効果も打ち消すことはできない。
これらが、この効果の難しい所である。

では、エンジェルO7はどうだろうか。
エンジェルO7の正確な効果は
「このモンスターが生け贄召喚に成功したとき、このカードは以下の効果を得る。
●このカードがフィールド上で表側表示で存在する限り、効果モンスターは効果を発動できない。」
では、スキルドレインとの違いは何か。
それは、「効果は無効化される」と「効果を発動できない」である。
特に、エンジェルO7には「フィールド上」という記載が無いので、殆どの効果モンスターの効果は発動できなくなる。
スキルドレインの説明で紹介した、ならずもの傭兵部隊などの「コストにより効果解決時にフィールドに存在しないモンスターの効果」等の効果も発動できない。
さらには、デッキ、手札、墓地、除外ゾーンまでにも効果が適用されるので、かなり広範囲でのロックとなる。
デッキでは、「デッキから特殊召喚できる」効果モンスターの効果を無効。
手札では、クリボーの「ダメージ計算無効」を無効。
さらには、エクゾディアの「効果による特殊勝利」も効果なので無効。
墓地では、「カードの効果により墓地に送られた場合、特殊召喚」などの蘇生を無効。
除外ゾーンでは、異次元の偵察機や異次元の生還者などの「除外されたエンドフェイズに特殊召喚」も無効。
リバース効果も無効である。
聞いたところでは、エンジェルO7の方が良いようには聞こえるが、フィールド上で既に発動している「永続的な効果」は発動し続けるので注意。
スキルドレインでは、これが無効化できる。


こんなもんで終わりにします。
中途半端ですが、また今度別のものを書こうと思います。
では。